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2019.08.23

【最新トレンド】現役デザイナー選出する2019年Webデザイントレンド

【最新トレンド】現役デザイナー選出する2019年Webデザイントレンド

前回、グラフィック系のデザイントレンドをご紹介しましたが、今回は、Webデザインのトレンドについてお伝えしたいと思います。Webデザインのトレンドは、グラフィック系と比較して賞味期限が短いものが多く、数年経てば「古臭い」と呼ばれてしまうものも少なくありません。
そこでグラフィック系同様、流行が過ぎ去っても長く使えそうなデザインやアイデア・テクニックなどに特化してご紹介します。

ユーザーの視線を引きつける『太さと大きさを備えたタイポグラフィ』

『太字で大きく表示されるタイポグラフィ』は、昨年ごろからジワジワと流行の兆しを見せはじめています。最も伝えたい・見せたいテキストを大きなサイズで配置することで、ユーザーへ瞬間的に、かつ的確な情報を伝達することが可能です。
 
大サイズ・太字といったタイポグラフィは、簡単に実装できるものの、配置やバランスなどの使い方が難しく、単純な配置だけでは情報商材系などで見受けられるLPのように「怪しい、胡散臭い」印象を与えかねません。

それらと比較して「デザイン的なニュアンス」を強めるために、『フォントの選定・字詰め・改行・配置場所・全体的なバランス感』などを慎重に検討していきましょう。特に字詰めに関しては、グラフィック経験者以外は意外と疎かになりがちな部分ですので、きちんと詰めを考えましょう。
 
例えば、有名どころの例で挙げると「Apple」のプロダクトページは、かなり大きめなゴシックを使ってキャッチコピーを表示しています。以前よりも、明らかにサイズもウェイトもアップさせたタイポグラフィですが、さすがApple らしい、嫌らしさを感じさせない洗練したデザインと言えるかと思います。
参考サイト:Appleプロダクトページ
 

ブラック×ホワイトを使った『モノトーン配色』

永遠の定番とも言える『モノトーン配色』は、2019年に入り人気が高まってきています。モノクロは扱いやすい上、単純に書いてしまうと「カッコいい」デザインを作り出せる配色です。
しかし、シンプルだからこそ「誤った使い方」でデザインすると、「古臭く」、「ダサく」なる危険性をはらんでいます。
 
最近は、一般の方が使うようなディスプレイでも表現色調が幅広くなり、色をよりキレイに映し出せる状況になっています。もちろんこれは、白黒表現に対しても大きく影響を及ぼすことは言うまでもありません。
『色調の幅広さ=モノトーンでも濃淡が繊細に表現される』ということです。黒(白)でも、どんな黒(白)を選択するのかがより重要となり、かつセンスも必要になってくるわけで、デザイナーの力量が問われることになるでしょう。

また文字だけではなく、写真の処理においても、昔のようなフィルムカメラの質感を出す方がよいのか、またはデジタル感を全面に出す方がよいのかなど、繊細で計算された選択と配色が求められます。

モノトーン配色はいつの時代にも使えるテクニックであり、表現の幅を広げてくれる要素の一つなので、これを機に、改めて勉強し直すのもいいかもしれません。
参考サイト:VIITA TITAN

今後の本格的な使用が増えそうな『動画コンテンツの配置』

数年前から増加し、これからもさらに増えると思われる『ビデオコンテンツ』を埋め込んだサイトデザインもチェックが必要です。
動画背景などはすでに多くのサイトで使われていますが、グリッドデザインの一角に配置する、例えば、動画によるアプリの操作説明など、より使用スタイルや頻度が増えることが予想されます。

Googleの検索結果で、動画が表示される動きもあり、便利で有益な情報や興味を引く内容の動画であれば、SNSなどでのシェアされるチャンスも出てマーケティングにも一役買えそうです。そのため、クライアントから求められることも多くなってくるかもしれません。
 
Web(グラフィック)デザイナーも静的なコンテンツだけでなく、動画作成まではいかないにしても、多少の知識を仕入れておくことが大事になってきますし、後々役に立つことでしょう。クライアントへのデザイン提案の際でも、『ビデオコンテンツ』という一手を持っていれば、幅が広がる上に喰いつきがよくなることもあるでしょう。
参考サイト:DO MORE WITH LESS

まとめ

今回は2019年のWebデザイントレンドから、長く使えそうなデザインやアイデア・テクニックなどをご紹介しました。グラフィックと同様に、普遍的なものやこれから伸びていきそうなものをセレクトしてきたので、覚えておいて損はないかと思います。

前回でも言及したとおり、トレンドは「流行だから」といって、むやみやたらの単純な取り入れは避けるべきですが、インプットだけでもしておけば、デザイン・アイデアの引き出しが増えるのは言うまでもありません。
参考でご紹介したサイトなどと見比べながら、ぜひデザインの肥やしを増やし、センスが光る制作物を作って欲しいと思います。
 

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