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2020.02.19

【ワークスペース】シェアオフィスのメリットとデメリットは?

フリーランスになれば一度は考える「シェアオフィス」、しかし、具体的な状況が見えづらく手が出せない、また諸経費は? など、いろいろな疑問が出るかと思います。筆者も当初は生計を立てることに精一杯で、自分のオフィスなど夢のまた夢でした。けれども最近、安定した利益が見込めるようになり、ついにシェアオフィスを借りることにしたのです。今回は、筆者の体験を元にその「シェアオフィス」について考えていきたいと思います。


「シェアオフィス」とはどんなもの?

一般的にオフィス(事務所)は仕事をする空間・スペースですが、賃貸契約のオフィスもあれば、丸ごと購入するオフィスもあります。その場合において、従業員とお客様のみが利用できるという意味で「専有オフィス」と区分されます。そして、これにはいろいろな費用がかかり、高額になってしまうことは簡単に想像できるでしょう。

一方で「シェアオフィス」は、オフィスをシェア(共有)している状態です。つまり、シェアオフィスというのは一つの空間が「区分け」され、そこにオフィスがいくつもあり、それぞれ異なる事業者が仕事をしているということです。

ほとんどのシェアオフィスの場合、各自の部屋やあるいは空間を持ちつつも「共有エリア」や「会議室」が用意され、異なる分野などの事業者が『業界の垣根を超えて頻繁に交流』しています。
これは、一般的な専有オフィスにはない、シェアオフィスならではの魅力と言えます。

シェアオフィスの「メリット」ここが良かった!

筆者のシェアオフィスは千葉市・美浜区にあり、そこを月8万円の賃料で、かつ1人で借りています。このオフィスは本来、2人用の部屋なので広さは十分です。賃料としては決して安くはないと思いますが、借りて初めてわかった費用を上回る「メリット」がいくつもありました。シェアオフィスを借りるその「メリット」についてご紹介していきたいと思います。

1.「初期費用」と「運転費用」が通常のオフィスより圧倒的に安い
筆者が、当初シェアオフィスを借りるのに支払った「初期費用」は幾らになったと思われるでしょうか。実は、その答えはなんと「0円」です。ほとんどのシェアオフィスでは敷金や礼金・保証金など、通常の「専有オフィス」を借りる時にかかる初期費用がかかりません

さらに、シェアオフィスには仕事をするためのデスクや椅子・備品がすでに備わってますので、これらを自分で用意することもお金も必要ありません。シェアオフィスを検討する多くの事業者は駆け出しだったり、まだまだこれからの人たちばかりです。

オフィスを借りる諸経費は当然、極力減らしたいわけで、毎月かかる「水道光熱費」だってばかにはなりません。しかし、シェアオフィスでは水道光熱費は賃料に含まれており、これも大きなメリットです。さらに、ウォーターサーバーやコーヒーマシンが備えてあることも多く、これらのコストも削減できるのはかなりの魅力です。



2.人脈がどんどん広がっていく
シェアオフィスで仕事をすると、気づかない内にどんどん人脈が広がっていきます。言わば、毎日が異業種交流会です。

筆者のオフィスでもフリーランスで頑張るエンジニアやカメラマン、デザイナーだけではなく、経営者やリモート勤務の会社員など、様々な人と交流してきました。もちろん、黙って何もせず、ただいるだけで人脈ができる訳ではありません。知らない人でも自分から挨拶に行く気概を持たなければ、つながりは生まれてこないのは言うまでもないでしょう。

一度はシェアオフィスで知り合った方の紹介で、某有名新聞の記者が筆者のところに「フリーランスの働き方」についてインタビューしにきました。後日、朝刊にでかでかとそのインタビューが掲載されていた時は、感無量でした。このように、自分の想像を超えた意外な出会いがあるというのもシェアオフィスの魅力であり、楽しみでもあると言えます。

3.シェアオフィスごとに異なる様々なオプション
シェアオフィスには様々な「オプションサービス」があります。もちろん、オフィスによってそれぞれ用意してあるものが異なっているので、利用前にどのようなオプションサービスが付いているのかを確認しておくこがとても大事です。

例えば、筆者のシェアオフィスでは次のようなオプションサービスがありました。他のシェアオフィスではもっと多種多様なオプションサービスが用意されているはずです。

ロッカー
プロジェクター&音響セット
外部モニター
郵便受け
登記住所利用
社名プレート
複合機
オフィス備品&各種ケーブル
コラボレーションボード

シェアオフィスを借りて「デメリット」な部分

ここまで、シェアオフィスについて好意的にお伝えしてきましたが、もちろんシェアオフィスにもそれぞれ「デメリット」と言える部分も存在します。これらのデメリットについてきちんと理解しておかなければ、契約してから嫌な思いをしたり、結局解約ということもあり得ます。
そのため、以下の内容について自分にとってどうか、しっかり考えてみましょう。

1.月額固定費は決して安くない
筆者のシェアオフィスは、上述のように賃料月8万円です。この金額は、一人暮らしで一般的な部屋を借りるのに十分なほどの金額です。これは当然経費として計上はできるものの、収入が不安定になりがちなフリーランスにとって、使っても使わなくても毎月コンスタントに固定費としてかかり、現実的になかなか辛い部分ではあります。

シェアオフィスを借りるメリットと、決して安くはない月額固定費用を天秤にかけて「プラスに傾く」ようであれば、シェアオフィスは本当に快適な空間となり得ます。しかし、賃料を払うために必死に働くようなことになってしまえば、「手段と目的」が逆になってしまうでしょう。

ただし、現在のシェアオフィスにはピンからキリまであり、月3万円くらいで借りられるところもあるようです。ですから、借りる前に自分の目的をきちんと一度整理してから決めることが肝心です。

2.受け身では何も得られない
せっかくシェアオフィスを借りても、受け身では何も得られないのは上述の通りです。シェアオフィスならではの『最大のメリット』とも言える「人との関わり」「異業種とのコミュニケーション」を活かすために自分から動く必要があります。
一人で黙々と仕事に打ち込み、誰ともコミュニケーションも挨拶せずに決まった時間に帰宅するなら、自宅で仕事をするのと同じになってしまいます。

自宅やカフェでは仕事に集中できないから「シェアオフィスで仕事をする」という理由も、確かに決して否定はできません。けれども、もったいない気がします。せっかくなら能動的に行動し、たくさんの人と知り合い、刺激を受けたり、本業やビジネスに活かす方が良いのではないかと思います。


まとめ

今回、フリーランスがシェアオフィスを借りることについてのメリットやデメリットを考察してきました。筆者の主観的な考えとしては、シェアオフィスを借りて良かったと思いますし、今後も借り続ける予定で考えています。

しかし、「フリーランス=シェアオフィス」と言う図式が成り立つわけではありません。もし、今後シェアオフィスについて考えることがあれば、自分自身にとってのメリットやデメリットを考える判断や一考の参考材料にに本記事を利用していただければと思います。
 

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